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京都府立医科大学 麻酔科学教室
教授(主任)
佐和 貞治

 京都府立医科大学麻酔科学教室は、昭和40年に開設され、翌41年より初代宮崎正夫教授が、そして平成2年より第二代田中義文教授がその運営に努めてこられました。私は、平成22年7月より、田中前教授の後任として麻酔科学教室教授として就任いたし、診療、教育、研究部門の統括的な指導に携わることとなりました。
 現在、我々の麻酔科学教室は、診療部門では年間4000件以上の手術麻酔部門、重症患者の集約的な管理を行う成人・小児集中治療部門、そして痛みを制御するペインクリニック・緩和医療部門を運営しています。教育分野では、医学部での卒前教育に始まり、初期研修、後期研修を含む卒後教育を実践し、質の高い医療が提供できる医師の育成に努めています。研究分野では、麻酔・集中治療・疼痛管理に関する医療の質を向上させるための臨床的・基礎的研究を幅広く実践しています。
 麻酔科の根幹となる仕事は臨床麻酔です。私は患者・医師の人間関係を重視する「麻酔診療」を実践していくことを教室の主軸として考えています。国民医療費高騰の問題などから、手術前の入院期間などは益々短縮傾向にあります。また高齢化社会の進行とともに、併存症や合併症を持って手術に望まれる患者さんも増加しています。手術の麻酔に携わる麻酔科医師にとっても、社会の背景、時代の潮流に合わせた医療サービスが提供できますように、制度改革やサービス改善に努めることが必要です。具体的には、安全な麻酔管理のためには、術前診察に基づき状態をしっかり把握し、術後の早期回復に寄与していくことが重要であると考えます。また患者・医師の人間関係を重視し、双方が納得できる医療の提供に努めることも大切です。質の高い麻酔診療の実践を基礎に、それらの臨床技術を応用して集中治療やペインクリニック・緩和医療にも診療を積極的に展開して行く所存です。そして質の高い診療の実践・提供が行える人材育成に尽力したいと思います。

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