医局員募集の案内

専攻医募集

京都府立医科大学消化器外科の教育体制

京都府立医科大学消化器外科は140年の歴史を誇る全国でも有数の外科学教室です。現在、京都府下および周辺地域に約50の関係病院があり、教育プログラムを大学病院と共有しながら若手外科医の教育にあたっています。外科医に求められるものは手術手技だけではなく、適格な診断能力や術後管理能力、そして救急医療現場での迅速かつ正確な判断能力です。また、患者やコメディカルから信頼される人間性など要求される能力は多岐にわります。教室では全人的な外科医の育成を目標としています。

入局後の流れ

卒後3年目で入局すると直ちに関係病院の中でも特に症例数の多い施設に2年間出向します。一般病院の2年間で虫垂切除術、痔疾手術、鼠径ヘルニア手術に始まり胆石などの良性疾患に対する手術や、胃癌・大腸癌・肝癌・膵癌など悪性疾患に対する高難易度手術も執刀し消化器外科医としての経験を積んでいきます。どの病院に出向しても症例数は豊富で、経験豊かな指導医のもとたくさんの手術を経験でき、専門医試験に必要な症例数は問題なくクリアできます。
卒後5年目に大学医局所属の専攻医になります。京都府立医科大学消化器外科では臓器別の3チーム(上部消化管、下部消化管、肝胆膵)に分かれてより専門的な診療を行っています。上部消化管チームでは食道癌、胃癌、GISTなど、下部消化管チームでは大腸癌、潰瘍性大腸炎、クローン病など、肝胆膵チームでは原発性/転移性肝癌、胆管癌、膵癌などの診療にあたっています。卒後5-6年目では各臓器チームを4ケ月毎にローテートすることで、1つの領域の疾患の診断、手術、化学療法等を一定期間に集中して濃厚な指導、教育を受けることが出来ます。一般病院では経験することが少ない食道癌、胆道癌、膵臓癌などの高難度手術症例が豊富にあり、また、胃癌、大腸癌では高度かつ最新の技術を駆使した腹腔鏡下手術などの症例を経験してもらいます。
大学院に進学した場合は卒後10年目頃に、進学しない場合は卒後7-8年目に再度関係病院に出向し、さらなる技術の向上を目指すとともに若手医師の指導にあたるなど、各病院での中心メンバーとして活躍していただきます。

Advanced Course

現在、消化器外科領域では腹腔鏡手術が年々増加の一途をたどっています。教室でも食道癌症例の約8割、胃癌症例の約6割、大腸癌症例の約9割、肝癌症例の約6割を腹腔鏡下(鏡視下)手術で行っています。このような情勢のなか、2005年に日本内視鏡外科学会の技術認定医制度が発足しました。これは未編集動画を提出し、腹腔鏡手術の指導者としての技量を備えているかを判定するものです。合格率は20-40%と狭き門ですが、1人でも多くの若手医師に資格を取ってもらうために、大学病院で2年研修を終了した先生の中から若干名ですがチーフレジデントを選抜しています。チーフレジデントは各チームをローテートすることなく、1〜2年間1つの専門領域に所属します。この間、しっかり腹腔鏡手術の執刀経験を積むことで技術認定医を目指したり、肝臓領域の高度技能専門医を目指したりします。
また、教室の症例数だけで全ての医局員に満足できる執刀数は確保できません。そこで当教室では国内有数のHigh volume centerに常時数人に国内留学してもらい、専門医や指導医へのステップアップを手助けしています。他施設での経験は苦労も多い分、得難いものとなります。3年程度国内留学した後、大学病院あるいは関係基幹病院に赴任して指導的立場として若手医師の育成を行います。

学位・研究活動

優秀な臨床医を目指すのは当然のことですが、外科学を深く理解するために研究活動を行うことは大変重要です。学位(医学博士号)取得希望者には積極的に研究指導を行っています。具体的には卒後6年目から大学院に進学し、4年間研究生活に浸っていただきます(大学院在籍中に臨床に従事する場合もあります)。4年間の大学院生活だけで学位取得は可能ですが、もっと深く研究を極めたいと考える医師には国内外の研究施設に留学してもらう場合があります。また、学位は欲しいが常に臨床医として頑張りたいと考える医師には大学病院で専攻医をしながら2-3年で学位論文作成のためのデータ等になる研究成果を完成させるコースもあります。学位取得は単に医学博士になることが目的ではなく、研究課題の立案、データ収集・解析、学会発表や論文作成を通じて医学の進歩やその過程を肌で感じることが重要であり、教室としても積極的に奨励しています。

専門医・認定医・指導医取得

教室では外科専門医(日本外科学会)、消化器外科専門医(日本消化器外科学会)取得は必須と考えています。外科専門医は卒後6年目に、消化器外科専門医は卒後10年目以内での取得を目標にしていますし、事実教室では熱心な指導医の下で多くの大学院生(専攻医)が10年以内に消化器外科専門医取得に必要な手術経験と論文作成を達成しています。また、技術認定医(日本内視鏡外科学会、消化器・一般外科領域)についても大学病院および関係病院の経験豊富な指導医のもと、取得を目指します。

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入局説明会・病院見学

当教室では初期研修2年目の医師を対象に毎年5-7月頃に医局説明会を行っています。消化器外科に少しでも興味を持っている研修医の先生は躊躇せずに医局まで連絡を下さい。
なお、卒後年数に関わらず、個別面談や病院見学は随時受け付けていますのでいつもで下記に連絡を下さい。
説明会のお知らせはこちら »


入局資格

臨床初期研修修了者
卒後3年目での入局を基本としますが、卒後4年目以降の医師も歓迎します。他の診療科に入局したが消化器外科に転向したい先生、他府県の施設に就職したが京都で消化器外科医として頑張りたい先生もあわせて募集しています。

入局についての相談・問い合わせ

京都府立医科大学 消化器外科
担当:医局長 岡本和真
e-mail:kazuma@koto.kpu-m.ac.jp
tel:075-251-5527
fax:075-251-5522

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