教室紹介。ウイルス研究医学部の感染病態学教室

教室紹介

ようこそ感染病態学教室のサイトへ!

「You cannot see the wood for the trees.:木を見て森を見ず」の戒めは私たちの研究にもそのまま当てはまります。
感染症をコントロール(診断・治療・予防)するために、私たちは病原微生物を識ろうとしています。

See the infectious diseases through the pathogens! が私たちの研究モットーです。
そのために、以下の研究課題に取り組んでいます。

  • インフルエンザウイルスの病原性機構解明に関する研究
  • 寄生虫の病原性機構解明および原虫共生ウイルスに関する研究
  • 病原体伝播機構の解明
  • 感染症のメタゲノム研究、Viromics研究

また、新しい感染症診断・予防法の開発研究も行っています。

<教授からのメッセージ>

“ウイルス”は1mmの1万分の1程度の本当に小さな粒子です。そのままでは増えもしなければ何の物質も産生しません。しかしながら一度“細胞”の中へ入ると、圧倒的な勢いで自己複製・タンパク質合成を行い、子孫となるウイルス粒子を大量に産生し、細胞外さらには生体外へと飛び出します。そこには倍々で増える“細胞=生物”の複製ルールは当てはまりません。さらに“RNA”を遺伝情報として持つものが多くあり、AIDSの原因となるHIVやインフルエンザウイルスがその中に含まれます。一つのウイルス粒子が「どの生物のどの細胞に侵入し、どんな物質を産生し、どのように拡がっていくか」で、そのウイルスと生物との関係が決まります。

私たちは“ヒト”に“病気”を引き起こすウイルスを研究対象としています。特にインフルエンザウイルスの病原性および伝播機構のメカニズムを分子レベルで明らかにすることに挑戦しています。さらに生体内に一過性にせよ侵入してきた様々なウイルス(集団)が私たちの健康に与える影響や病原体と共生するウイルスについても研究しています。

感染症に国境はなく、新しいウイルスあるいは変異をしたウイルスが瞬く間に世界中に拡がってしまいます。そのため、私たちは海外の研究機関とも積極的に連携し、ウイルスを含む病原体の疫学研究や迅速診断法開発等の共同研究も行っています。研究内容の詳細についてはこちらをご覧ください。このような研究に興味をお持ちの方は是非ご連絡ください。

〈大学院への進学を考えている学生さんへ〉

京都府立医大は京都市の中心部に位置し、西に緑豊かな御所があり、東に鴨川が流れる古都の風情が漂う環境にあります。2022年には創立150周年を迎える伝統ある医科大学です。医学研究科には修士課程と博士課程のコースがあり、医学部・歯学部出身者だけではなく、他の自然科学系学部から多くの方が進学されています。

京都での学会、あるいは観光の折には是非、基礎医学学舎最上階にある当教室へ気軽にお越しください。

研究内容のみならず、比叡山、大文字・東山連峰から祇園、京都タワー、さらに嵐山へと続く京都市内のLandscapeもご案内します。

  

ウイルス研究医学部

Information

京都府公立大学法人 京都府立医科大学

大阪大学微生物病研究所 感染症メタゲノム研究分野


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