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  ◆松本仁介氏医学振興基金より受け入れた図書館蔵書の紹介

  図書館では、毎年公益財団法人京都府医学振興会(松本仁介氏基金)から、医学の歴史研究に
役立つ古医書を貴重なコレクションとして受け入れしています。
このページでは、このコレクションの一部を紹介し、その内容をわかりやすく説明していきます。
解説は本学人文・社会科学教室准教授 八木聖弥先生にお願いしています。


 
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(2013年受入分)

2014年受入分リスト

 
             
 

【瑞穂草】1880年刊 OPAC 画像(抜粋)    

    ヨンケル著。全3巻。ヨンケルは明治5年(1872)京都療病院に赴任し、本学および附属病院の基礎を築いた。滞在は3年半であったが、診療や教育のかたわら日本文化に興味を示し積極的に取材した。本書はその成果で、帰国後ライプツィヒで出版された。上巻は忠臣蔵を取り上げる。構成は大序にはじまり10章からなり、『仮名手本忠臣蔵』に基づいたと思われる。中下巻は「雑録之部」と題し、中巻は日本の文学、文房具、神道、将軍記、源平記など、下巻は鎌倉執権、新田義貞、足利将軍、織田信長、仏法などを扱う。表紙には毛筆体の日本語タイトルも掲げ、菊の御紋や三つ葉葵を金箔押しで配するなど、日本での出版かと思わせるほどの装幀である。日本の昔話をドイツ語訳した『扶桑茶話』(1884年)と並んで、ヨンケルの日本文化論として貴重な資料といえる。  
   
         
   
     

 
   
   
         
   
             
             

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