京都府立医科大学大学院 医学研究科 精神機能病態学
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当教室では、専門性をもった診療をおこなっています。
それらの診療のさらなる向上のため、さまざまな臨床研究を進めています。
また、各領域において最新の専門診療を医療現場で提供するため、また臨床研究の発展を目的とし、世界で先進的な医療・臨床研究を行っている機関への教員の留学を推進しています。平成19年以降はイギリス・ロンドン大学セントジョージ校摂食障害部門、イギリス・ロンドン大学キングス校摂食障害臨床研究部門、カナダ・トロント大学老年精神医学部門、オランダ・アムステルダム大学アカデミック・メディカル・センター、オーストラリア・フリンダース大学。
外部リンクに移動します。 外来担当表などについてはこちらをご覧下さい。(外部リンクに移動します。)

コンサルテーション・リエゾングループ
臨床・研究
臨 床:
当院の身体疾患治療病棟で入院中の患者さんおよびご家族が、入院による環境の変化や、様々な身体疾患およびその治療に伴う心身への負担等により生じた、不安や不眠、抑うつ、せん妄などの精神的問題の解決と心理的サポートを、他の診療科への助言と指導を中心とした連携により提供すること目的としています。診療の質の向上のために、グループ内でのカンファレンス、および専門看護師を含めた多職種チームでの院内ラウンドを定期的に実施しております。

研 究:
精神症状を伴う身体疾患患者の精神状態の増悪頻度および変化の予測因子に関する研究や、がん患者に生じた抑うつ症状への抗うつ薬の有効性に関する研究など、身体疾患治療病棟における精神症状の実態把握や治療介入に関する研究を行っています。富永準教授、綾仁学内講師、松本大学院生、大道大学院生、大矢大学院生が、病院全体のリエゾン依頼件数や依頼診療科ごとの依頼内容や介入期間などを集計し、臨床疫学的な観点から効率的なリエゾン介入方法を検証する研究の実施も予定しています。
(綾仁 信貴)
主な論文・発表
1. 綾仁 信貴, 富永 敏行, 成本 迅. 専門研修施設におけるリエゾン介入の安全性・公平性・効率性向上の取組と課題. 第31回日本総合病院精神医学会総会. 2018, 11, 30-12, 1, 東京.

2. 大矢 希, 綾仁 信貴, 上村 宏, 富永 敏行, 成本 迅. 無床総合病院での精神科医単独の啓発活動と、リエゾン介入依頼内容への影響. 第31回日本総合病院精神医学会総会. 2018, 11, 30-12, 1, 東京.

3. 松本 佳大, 綾仁 信貴, 富永 敏行, 成本 迅. 精神疾患合併患者における精神症状悪化の頻度と 予測因子に関する研究(最終報告). 第31回日本総合病院精神医学会総会. 2018, 11, 30-12, 1, 東京.

4. 4. 林田 圭祐, 綾仁 信貴, 富永 敏行, 水原 祐起, 安田 美緒, 小川 恭平, 成本 迅. 精神疾患合併患者の 向精神薬服用下での授乳可否判断. 第123回近畿精神神経学会. 2018, 8, 4, 大阪.

5. 5. 松本 佳大, 綾仁 信貴, 富永 敏行, 成本 迅. 精神疾患合併患者における精神症状悪化の頻度と予測因子に関する研究(中間報告). 第30回日本総合病院精神医学会総会. 2017, 11, 17-18, 富山.

6. 綾仁 信貴. 当院リエゾン・コンサルテーション業務の改善への取組 -データ管理による現状把握・分析および介入の効果と課題-. 第43回日本診療情報管理学会学術大会. 2017, 9, 21-22, 札幌.

7. 林 美里, 綾仁 信貴, 藁谷 深洋子, 伊東亜未, 成本 迅. 精神疾患合併患者の周産期管理の対応と課題−当院での3症例をもとに−. 第121回近畿精神神経学会. 2017, 8, 5, 滋賀.

8. 綾仁 信貴, 成本 迅. 当院リエゾン・コンサルテーション外来の業務管理-術前ルーチン依頼削減に向けた取組の効果と課題-. 第17回日本外来精神医療学会. 2017, 7, 10-11, 京都.

9. 9. Hatano Y, Yamada M, Nakagawa K, Nanri H, Kawase M, Fukui K. Using drawing tests to explore the multidimensional psychological aspects of children with cancer. Jpn J Clin Oncol. 2014: 44:1009-1012

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思春期・青年期グループ
臨床・研究
臨 床:
水原併任助教、飯田助教、小野助教、桑原病院助教、金子後期専攻医・山田後期専攻医が担当しています。児童青年期の精神医療を必要とする患者さんに対して、問診を行い、必要に応じて血液検査や脳波検査・頭部画像検査などの検査および各種心理検査をあわせ、診断・見立てを行った上で、支持的精神療法、精神分析的精神療法、認知行動療法などの個人精神療法を行い、必要に応じて薬物療法を組み合わせて治療しています。家族との面談、学校や保健所等との連携も適宜行います。発達障害の二次障害も診療しています。なお、摂食障害は完全予約制としています。

研 究:
青年期の発達障害患者の生育とQOL・二次障害に関する研究、摂食障害の社会機能研究などを現在行っています。
(飯田 直子)
主な論文
1. Iida N, Wada Y, Yamashita T, Aoyama M, Hirai K, Narumoto J. Effectiveness of parent training in improving stress-coping capability, anxiety, and depression in mothers raising children with autism spectrum disorder. Neuropsychiatric Disease and Treatment.14:3355-3362,2018.

2. Nagahara Y, Nakamae T, Nishizawa S, Mizuhara Y, Moritoki Y, Wada Y, Sakai Y, Yamashita T, Narumoto J, Miyata J, Yamada K, Fukui K. A tract-based spatial statistics study in anorexia nervosa. Abnormality in the fornix and the cerebellum. Jun 3;51:72-7, 2014.

3. Choi H, Yamashita T, Wada Y, Kohigashi M, Mizuhara Y, Nagahara Y, Nishizawa S, Tominaga T, Fukui K. Predictors for exacerbation/improvement postpartum depression - A focus on anxiety, the mothers' experience of being cared for by their parents in childhood and borderline personality. A perspective study in Japan. Journal of Affective Disorders 150:507-512,2013.

4. Fujimori A, Wada Y, Yamashita T, Choi H, Nishizawa S, Yamamoto H, Fukui K. Parental bonding in patients with eating disorders and self-injurious behavior. Psychiatry and Clinical Neurosciences 65(3):272-279,2011.

5. Mizuhara Y, Choi H, Kohigashi M, Hata Y, Nishizawa S, Fujimori A, Wada Y, Yamashita T, Fukui K. A case of anorexia nervosa complicated by brain abscess due to sepsis after pneumonia. Psychosomatics 52: 478-481, 2011.

6. Choi H, Yamashita T, Wada Y, Narumoto J, Nanri H, Fujimori A, Yamamoto H, Nishizawa S, Masaki D, Fukui K. Factors associated with postpartum depression and abusive behavior in mothers with infants. Psychiatry and Clinical Neuroscience 64: 120-127, 2010.

7. 飯田直子 【精神科臨床144のQ&A】(第4章)摂食障害 神経性食欲不振症の患者さんの入院と退院のタイミングはどのように決めればよいでしょうか?(Q&A/特集) 精神科治療学33巻増刊 p118-119. 2018.

8. 小野淳子 【精神科臨床144のQ&A】(第4章)摂食障害 神経性食欲不振症のの食へのこだわり、患者さんの要望にどこまで応えたらいいのでしょうか?(Q&A/特集) 精神科治療学33巻増刊 p120-121. 2018.

国際学会発表
1. Minamisawa A, Iida N. Therapy of anorexia nervosa: From the perspective of Bion’s group theory. 2nd Regional Meeting of International Society for Adolescent Psychiatry and Psychology, 2018 June 29- July 1 Osaka, Japan

2. Mizuhara Y, Wada Y, Choi H, Shibata K, Hatano Y, Nishizawa S, Fukui K. Three Cases of Spontaneous Pneumomediastinum in Anorexia Nervosa-Restricting Type. 11th London International Eating Disorders Conference, 2013 March 19-21 London, UK.

3. Choi H, Wada Y, Fujimori A, Yamamoto H, Nanri H, Yamashita T, Fukui K. A prospective study of postpartum depression and factors involved in its exacerbation focusing on borderline personality trait and co-dependency. 4th world congress on women's mental health, 2011 March 16-19 Madrid, Spain.

4. Fujimori A, Wada Y, Yamashita T, Choi H, Nishizawa S, Fukui K. A Study of Psychological Traits in Japanese Eating Disorders with Self-Injurious Behavior. 27th International Congress of Applied Psychology. 2010 July 11-16; Melbourne, Australia.

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老年期グループ
臨床・研究
臨 床:
老年期外来にて、主に成本教授、松岡講師、西村客員講師、中村併任学内講師、柴田併任講師が外来診療を、臨床心理士の藤井技師が認知機能検査を担当しています。また当院は平成23年10月に認知症疾患医療センターの指定を受け、当科としても積極的に関与しています。
 患者さんは認知機能障害を有する方が中心ですが、うつ病や幻覚妄想状態の方もおられ、老年期の精神障害のほぼ全般に関する診断・治療を行っています。MRIやSPECT、神経心理学的評価、行動評価に基づく臨床診断の後、認知機能障害、精神症状・不適応行動に対する薬物療法と、精神療法、介護者支援を行っています。また、認知症疾患医療センター所属のソーシャルワーカー、看護師、看護学科の教員とも連携して、多職種チームでの診療を行っています。
 精神科医による認知症診療の特徴を生かすため、次の3点については特に力を入れています。

1) 精神症状で発症する認知症を、精神症状を治療しながら経過をフォローして診断すること。
2) 認知症患者の80%以上に見られるとされる精神症状・不適応行動に対する治療。
3) 介護者の特性や心理面に配慮した支援。

研 究:
認知症性疾患や老年期うつ病、老年期幻覚妄想等を対象として、神経心理学的・ニューロイメージング手法を用いた臨床研究を行っています。平成24年10月からは科学技術振興機構社会技術研究センター(JST/RISTEX)の「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」開発領域に「認知症高齢者の医療選択をサポートするシステムの開発」(http://j-decs.org/)が採択され、認知症の方がスムーズに医療を受けるための法制度を含めた包括的な支援システムの開発に取り組みました。プロジェクトで作成した、認知症の人への医療行為に関する医療従事者向け、地域支援者向け、本人と家族向けのガイドは上記のホームページからダウンロードできます。また、プロジェクトの成果をまとめた書籍を出版しました。このプロジェクトと関連して、テキサス大学のRoyall教授が開発した医療同意能力と関連が深いとされ、世界中で使用されている遂行機能評価尺度EXIT25とCLOXの日本版を作成して妥当性についての論文を発表しました(日本語版はこちらからダウンロード可能ですhttps://researchmap.jp/mup6l7x0w-56600/#_56600)。さらに、厚生労働科学研究の研究班に参加して、認知症の入院治療の有効性に関する検討も行いました。平成25年度からは、文部科学省「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)のCOI-T(トライアル)拠点として「高齢者の地域生活を健康時から認知症に至るまで途切れなくサポートする法学、工学、医学を統合した社会技術開発拠点」(http://coltem.com/)が採択され、14の参画企業と9大学、そして京丹後市や京都府丹後保健所と共に高齢者の意思決定をサポートする研究に取り組んでいます。トライアル期間中の取り組みが認められ、平成27年度からはCOI-S(サテライト)として存続し、研究開発を継続しています。平成28年度からNICT委託研究の「脳機能補完による高齢者・障がい者の機能回復支援技術の研究開発」に、平成29年度からRISTEX委託研究「高齢者の詐欺被害を防ぐしなやかな地域連携モデルの研究開発」に研究分担者として参加しています。平成29年度からは松果体に注目した研究や軽度認知障害に対する治験なども行っております。これら研究は論文として発表しているほか、主に日本老年精神医学会と国際老年精神医学会で毎年発表しています。

認知機能低下者における調理ならびに食事の準備に関する調査研究:
2017年2月1日から2019年4月30日までの間に、京都府立医科大学附属病院認知症疾患医療センターを初診として受診した65歳以上の方を対象とし、調理ならびに食事の準備に関する調査し、認知機能が低下すると毎日の食事の用意にどのような影響があるかを明らかにすることを目的とした研究をさせていただきます。本研究は純粋な調査研究であり、患者様への直接的な介入や侵襲はなく、いかなる利益・不利益も生じません。また、情報はすべて匿名化され、個人が特定されることはありません。また、研究発表が公表される場合でも個人が特定されることはありません。なお、本研究は京都府立医科大学医学倫理審査委員会の承認を受けております。

詳細についてはこちらをご覧ください。

(松岡 照之)
書籍
1. 成本 迅,藤田卓仙,小賀野晶一 編.認知症と医療[公私で支える高齢者の地域生活].東京:勁草書房,2018.

2. 成本 迅, COLTEMプロジェクト(編著). 実践 認知症の人にやさしい金融ガイド. クリエイツかもがわ,京都:pp1-101, 2017.

3. 成本 迅, 「認知症高齢者の医療選択をサポートするシステムの開発」プロジェクト(編著).認知症の人の医療選択と意思決定支援,クリエイツかもがわ,京都:pp1-224,2016.

4. 三村 將(監修), 成本 迅(監訳). 医療従事者のための同意能力評価の進め方・考え方. 振興医学出版社, 東京:pp1-156, 2015.

主な論文
1. Matsuoka T, Imai A, Fujimoto H, Kato Y, Shibata K, Nakamura K, Yokota H, Yamada K, Narumoto J. Neural correlates of sleep disturbance in Alzheimer’s disease: role of the precuneus in sleep disturbance. J Alzheimers Dis 2018,63(3):957-964.

2. Oba H, Matsuoka T, Kato Y, Narumoto J. Factors associated with quality of life of dementia caregivers: Direct and indirect effects. J Adv Nurs 2018 May 23.[Epub ahead of print]

3. Komeda H, Eguchi Y, Kusumi T, Kato Y, Narumoto J, Mimura M. Decision-Making Based on Social Conventional Rules by Elderly People. Front Psychol. 2018.

4. 加藤佑佳・成本 迅.認知症等高齢者の取引に係る判断能力についての医学的分析.現代消費者法39,77-83.2018.

5. Oba H, Matsuoka T, Imai A, Fujimoto H, Kato Y, Shibata K, Nakamura K, Narumoto J. Interaction between Memory Impairment and Depressive Symptoms Can Exacerbate Anosognosia: A Comparison of Alzheimer’s Disease with Mild Cognitive Impairment. Aging and Mental Health. 2018 Mar 12: 1-7.

6. Matsuoka T, Kato Y, Imai A, Fujimoto H, Shibata K, Nakamura K, Yamada K, Narumoto J. Differences in the neural correlates of frontal lobe tests. Psychogeriatrics, 2018; 18: 42-48.

7. Matsuoka T, Imai A, Fujimoto H, Kato Y, Shibata K, Nakamura K, Yokota H, Yamada K, Narumoto J. Reduced pieal volume in Alzheimer disease: a restrospective cross-sectional MR imaging study. Radiology, 2018 Jan;286(1):239-248.

8. 成本 迅. 医療等の意思決定が困難な人に対する支援の方法:老年精神医学の視点から. 実践 成年後見72, 79-85, 2018.

9. 加藤佑佳, 松田万祐理,澤田親男,原田倫治,山田美和,加嶋晶子,柏 由紀子,細井 哲,横田 勲,手良向 聡, 成本 迅. 高齢統合失調症患者を対象とした抗精神病薬と脂質異常症治療薬に関する医療同意能力の比較及びデシジョン・エイドによる介入の試み;MacArthur Competence Assessment Tool for Treatmentを用いて. 精神医学60(1), 75-83, 2018.

10. Taniguchi S, Matsuoka T, Hikawa T, Machihara A, Shibata K, Miki H, Shimizu H, Narumoto J. Effectiveness of treatment in wards for patients with dementia and issues associated with this treatment: A prospective analysis. Dementia, 2017, Jan 1: 1471301217730213. doi: 10.1177/1471301217730213. [Epub ahead of print].

11. 飯干紀代子,岸本泰士郎,江口洋子,加藤佑佳,松岡照之,成本 迅,三村 將.テレビ会議システムを用いた時計描画検査の信頼性.高次脳機能研究37: 220-227, 2017.

12. Fujimoto H, Matsuoka T, Kato Y, Shibata K, Nakamura K, Yamada K, Narumoto J. Brain regions associated with anosognosia for memory disturbance in Alzheimer’s disease: a magnetic resonance imaging study. Neuropsychiatr Dis Treat 13:1753-1759, 2017.

13. 加藤佑佳. 神経心理学的観点から高齢者取引を分析する. 消費者法ニュース112. 247-249, 2017.

14. 加藤佑佳. 85歳以上の超高齢者における認知機能の特徴. 地域ケアリング 19(9):64-67, 2017.

15. 成本 迅.特集 高齢者との金融取引における課題;地域の高齢顧客をどう守るのか. 第1章 医学から見た認知症高齢顧客の特徴とトラブル防止.KINZAIファイナンシャルプラン: 4-8, 2016 .

16. Royall DR, Palmer RF, Matsuoka T, Kato Y, Taniguchi S, Ogawa M, Fujimoto H, Okamura A, Shibata K, Nakamura K, Koumi H, Mimura M, Fukui K, Narumoto J. Greater than the Sum of Its Parts: δ can be constructed from item level data. J Alzheimers Dis. 2015 Sep 28; 49(2):571-9.

17. Royall DR, Palmer RF, Matsuoka T, Kato Y, Taniguchi S, Ogawa M, Fujimoto H, Okamura A, Shibata K, Nakamura K, Nakaaki S, Koumi H, Mimura M, Fukui K, Narumoto J. δ scores are exportable across cultural and linguistic boundaries. J Alzheimers Dis. 2015 Sep 28; 49(2): 561-70.

18. 加藤佑佳,成本 迅.治療同意にかかわる意思決定の支援.老年精神医学雑誌 26(9):1005-1009,2015.

19. Royall DR, Matsuoka T, Palmer RF, Kato Y, Taniguchi S, Ogawa M, Fujimoto H, Okamura A, Shibata K, Nakamura K, Nakaaki S, Koumi H, Mimura M, Fukui K, Narumoto J. Greater than the Sum of Its Parts: δ Improves Upon a Battery’s Diagnostic Performance. Neuropsychology. 2015 Feb 9.

20. Late-onset psychosis in older outpatients: a retrospective chart review. Matsuoka T, Fujimoto H, Kato Y, Fukui K, Narumoto J.Int Psychogeriatr Nov; 18:1-2, 2014.

21. Matsuoka T, Kato Y, Taniguchi S, Ogawa M, Fujimoto H, Okamura A, Shibata K, Nakamura K, Uchida H, Nakaaki S, Koumi H, Mimura M, Fukui K, Narumoto J. Japanese versions of the Executive Interview (J-EXIT25) and the Executive Clock Drawing Task (J-CLOX) for older people. Int Psychogeriatr Aug;26(8):1387-97, 2014.

国際学会発表
1. Ueno D, Matsuoka T, Kato Y, Ayani N, Yoneda S, Matsuda M, Narumoto J. Pilot study of correlations among interoception, cognition, and depressive symptoms in the elderly. 19th World Congress of Psychophysiology, 2018,9. 7, Lucca, Italy.

2. Matsuoka T, Kato Y, Imai A, Fujimoto H, Shibata K, Nakamura K, Yamada K, Narumoto J. Differences in the neural correlates of frontal lobe tests. International Psychogeriatric Association International Congress, 2016.9.8, San Francisco, USA.

3. Kato Y, Narumoto J.Developing an education tool on evaluation of consent capacity to treatment for non-specialists in Japan.16th World Congress of Psychiatry, 2014.9.18, Madrid, Spain.

4. 4. Narumoto J, Kato Y.J-DECS: Health care Decision-making Support for people with dementia in Japan. 1st Annual International Capacity Conference, 2014.9.20, Hong Kong, China.

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強迫症(強迫性障害)・神経画像グループ
臨床・研究
臨 床:
予約制の専門外来として、中前講師・阿部助教・渡辺医員・松本医員が外来診療を担当し、強迫症の患者さんを対象に診療を行っております。
患者さんの状態に合わせて認知行動療法とSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を中心とした薬物療法を組み合わせて治療を行っており、担当医は全員、不安症学会が主催する「強迫性障害に対する認知療法・認知行動療法に関する研修会」を修了しております。

研 究:
強迫症の病態生理の解明と新たな治療法開発のために、MRIを用いた脳画像研究等を行っており、薬剤(フルボキサミン)やサプリメント(Nアセチルシステイン)による治療効果解明のための臨床研究を行っています。ENIGMA-OCDという国際共同研究にも参加しています。
強迫症の早期発見・早期治療に向けた研究を準備中です。

各種臨床試験の健常対照者様の募集について:
強迫症の病態生理の解明と新たな治療法開発のために、上記の臨床試験を行っており、健常対照者様を広く募集しております。
(中前 貴)
主な英語論文
1. Watanabe A, Nakamae T, Sakai Y, Nishida S, Abe Y, Yamada K, Yokota I, Narumoto J. The Detection of White Matter Alterations in Obsessive-Compulsive Disorder Revealed by TRActs Constrained by UnderLying Anatomy (TRACULA). Neuropsychiatr Dis Treat, 14:1635-1643,2018.

2. Abe Y, Sakai Y, Nishida S, Nakamae T, Yamada K, Fukui K, Narumoto J. Hyper-influence of the orbitofrontal cortex over the ventral striatum in obsessive-compulsive disorder. Eur Neuropsychopharmacol. 25:1898-1905, 2015.

3. Nakamae T, Sakai Y, Abe Y, Nishida S, Fukui K, Yamada K, Kubota M, Denys D, Narumoto J. Altered Fronto-striatal Fiber Topography and Connectivity in Obsessive-Compulsive Disorder. PLOS ONE 9(11):e112075, 2014.

4. Hirosawa R, Narumoto J, Sakai Y, Nishida S, Ishida T, Nakamae T, Takei Y, Fukui K. Reduced dorsolateral prefrontal cortical hemodynamic response in adult obsessive-compulsive disorder as measured by near-infrared spectroscopy during the verbal fluency task. Neuropsychiatr Dis Treat. 9:955-62, 2013.

5. Yamamoto H, Tsuchida H, Nakamae T, Nishida S, Sakai Y, Fujimori A, Narumoto J, Wada Y, Yoshida T, Taga C, Fukui K. Relationship between severity of obsessive-compulsive symptoms and schizotypy in obsessive-compulsive disorder. Neuropsychiatr Dis Treat. 8:579-583, 2012.

6. Nakamae T, Narumoto J, Sakai Y, Nishida S, Yamada K, Kubota M et al. Reduced cortical thickness in non-medicated patients with obsessive-compulsive disorder. Prog Neuropsychopharmacol Biol Psychiatry; 37(1):90-5, 2012.

7. Nakamae T, Narumoto J, Sakai Y, Nishida S, Yamada K, Fukui K. The neural basis of dysfunctional beliefs in non-medicated patients with obsessive-compulsive disorder. Prog Neuropsychopharmacol Biol Psychiatry; 37(1):22-5, 2012.

主な日本語論文
1. 松本佳大,中前 貴.【ニューロモデュレーション治療の可能性】強迫症(強迫性障害)に対するrTMSの有用性.精神科34(6)(印刷中)

2. 中前 貴.【さまざまな疾患における薬物療法の立ち位置】強迫症治療における薬物療法の立ち位置.臨床精神薬理22(6)(印刷中)

3. 中前 貴,松本佳大.【強迫症の発達的な理解と対応】強迫症の基本的理解と未治療期間について.児童青年精神医学とその近接領域(印刷中)

4. 中前 貴.【精神科臨床144のQ&A】(第3章)神経症圏 強迫性障害の患者さんから保証を求められたときにどのように対応すればよいでしょうか?(Q&A/特集)精神科治療学第33巻増刊号96-97,2018.

5. 中前 貴,多賀千明.【精神疾患のアウトカムの測定(症状評価尺度)】強迫症のアウトカム測定.精神科32(5):423-427,2018.

6. 渡辺杏里,中前 貴.【対人関係をめぐる精神科臨床】強迫症と対人関係.精神科治療学33(4):427-433,2018.

7. 中前 貴,松岡照之.強迫症および関連症群と認知症.老年精神医学雑誌 29(1):41-46, 2018.

8. 中前 貴.強迫症に対するニューロモデュレーション.不安症研究9(1):50-56, 2017.

9. 渡辺杏里,中前 貴.強迫性障害の対応と治療.日本臨床別冊精神医学症候群II:142-146, 2017.

10. 中前 貴.【強迫症の理解と治療の新たな展開II】強迫症に対する脳深部刺激療法・脳神経外科治療の可能性.精神科治療学32(4):533-539, 2017.

11. 阿部能成.【強迫症の理解と治療の新たな展開I】強迫症の脳内メカニズムー最近の画像所見を中心にー.精神科治療学32(3):379-385, 2017.

12. 中前 貴.【強迫症の理解と治療の新たな展開I】強迫性(compulsivity)の拡がりと連続性−脳内機序との関連から−.精神科治療学32(3):365-370, 2017.

13. 中前 貴.Psychiatric Lecture 病態 強迫性障害の脳画像研究の発展と病態仮説.精神科臨床 Legato 2(2):78-81, 2016.

14. 中前 貴,多賀千明.【精神科臨床評価マニュアル[2016年版]】(第3章)精神科臨床評価 特定の精神障害に関連したもの F4:不安障害 強迫性障害.臨床精神医学44増刊:409-427,2016.

15. 阿部能成,中前 貴.【強迫とその周辺】強迫性障害のニューロイメージング.臨床精神医学44:1467-1476, 2015.

16. 渡辺杏里,中前 貴.強迫性障害に対する治療法とその選び方.精神科臨床サービス15:45-51, 2015.

17. 中前 貴.不安症と脳.不安症の事典.貝谷久宣,佐々木司,清水栄司編.東京:日本評論社,28-34, 2015.

18. 中前 貴.扁桃体とその病態 強迫性障害における扁桃体.Clinical Neuroscience 32(6)678-679, 2014.

19. 阿部能成、酒井雄希、多賀千明.強迫性障害に対するSRI長期投与のベネフィットとリスク、終了方法. 臨床精神薬理17(4):499-505, 2014.

20. 中前 貴.OCD難治例の特徴と治療選択.精神科23: 207-210, 2013.

21. 中前 貴.強迫性障害の難治性−その病像や基準、対応を考える.難治例に対する新たな治療法の可能性.精神神経学雑誌115: 997-1003, 2013.

22. 22. 中前 貴,成本 迅.強迫性障害における認知機能障害.臨床精神医学42: 1513-1520, 2013.

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認知行動療法グループ
臨床・研究
臨 床:
予約制の専門外来として,主に富永准教授・正木客員講師が外来診療を,臨床心理士の岡部技師が認知行動療法及び心理検査を担当し,「身体症状症(身体表現性障害;疼痛性障害を含む)」,「パニック症(パニック障害)」,「うつ病」などの患者さんを対象に診療を行っております。
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を中心とした薬物療法に加え,患者さんの状態に合わせて認知行動療法を併用しながら治療を行っております。

研 究:
・身体症状症の評価スケールSSD-12 (The Somatic Symptom Disorder-B Criteria Scale)日本語版の信頼性および妥当性について。
・重症身体症状症の受療行動、治療経過などに関するレトロスペクティブ調査
・身体症状症および関連症群に対するグループ認知行動療法の効果の実証 など
(富永 敏行)
主な論文・発表
1. 岡部佳世子,富永敏行,成本迅.入院下で認知行動療法を行い、非機能的スキーマが改善したASD傾向のある遷延うつ病の事例.第18回認知療法・認知行動療法学会.2018年11月23日,24日,岡山

2. 富永敏行,岡部佳世子,成本迅.変換症/転換性障害(機能性神経症状症)に対する認知行動療法の可能性について(症例報告).第10回日本不安症学会学術大会.第10回日本不安症学会,2018年3月16日,17日,東京

3. 富永敏行.バーチャルケーススタディ 自閉症スペクトラムの小児アトピー性皮膚炎について行動療法モデルから捉える.第8回日本皮膚科心身医学会,2018年1月28日,横浜

4. 富永敏行,名越泰秀.精神医学症候群(第 2 版) II,IX 身体症状症および関連症群 身体症状症.別冊日本臨牀 新領域別症候群シリーズ No.38.日本臨床社,236-241,2017

5. 富永敏行,岡部佳世子,小野淳子,中前貴,成本迅.母子密着傾向が認められた成人女性のストレス関連障害に対する認知行動療法の一考察 -症例報告を通して- 第17回日本認知療法・認知行動療法学会・第14回日本うつ病学会総会,2017年7月21日-23日,東京

6. 富永敏行,岡部佳世子,中前貴,成本迅.心気症傾向の身体症状症に対する認知行動療法の一考察 -症例報告を通して- 第9回日本不安症学会学術大会.2017年3月10日,福岡

7. 富永敏行,成本迅.バーチャルケーススタディ 私ならこうする。精神科医の立場から。第7回日本皮膚科心身医学会,2017年1月29日,京都

8. 土田英人.全般性不安障害.公認心理士必携/精神医療・臨床心理の知識と技法.医学書院,74-76,2016

9. 土田英人.マインドフルネスと薬物療法および他の心理療法との比較エビデンス.マインドフルネス-基礎と実践-.日本評論社,265-277,2015

10. 福居顯二,土田英人(監訳) ギャンブル依存.エビデンス・ベイスト心理臨床シリーズ.金剛出版,2015

11. 土田英人.全般性不安障害.野村総一郎編集<精神科臨床エキスパート>抑うつの鑑別を究める.医学書院,95-106,2014.

12. 福居顯二,土田英人(監訳) アルコール使用障害.エビデンス・ベイスト心理臨床シリーズ.金剛出版,2013.

13. 土田英人.【不安障害を見直す】全般性不安障害.精神科.21(5): 550-563, 2012.

14. 土田英人,多賀千明.【神経症性障害の治療ガイドライン】不安障害の認知行動療法 パニック障害・広場恐怖と全般性不安障害.精神科治療学.26巻増刊: 69-72, 2011.

15. 土田英人.嗜癖行動の神経生物学的基盤.日野原重明,宮岡等監修.脳とこころのプライマリ・ケア.福居顯二編.第8巻 依存.シナジー,401-412,2011.

16. 16. 土田英人.アルコール問題に対する認知行動療法.産業精神保健18(2):125-131,2010.

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精神医療に関する研究グループ
研 究
研 究:
精神医療におけるQOL、認知機能、リハビリテーション、薬剤性有害事象および薬剤関連エラー、外来治療の自己中断、精神科医の教育、精神療法などに関する研究に取り組んでいます。富永准教授、綾仁学内講師、大矢大学院生、中村研修員、南澤客員講師、北岡助教が、大学附属病院だけでなく、関連の精神科病院や介護施設と連携した多施設での研究をすすめています。
(綾仁 信貴)
主な論文・発表
1. Oya N. Promotion for young psychiatrists in Japan, the activity of Japan Young Psychiatrists Organization: 7th World Congress of Asian Psychiatry 2019 Feb. 21-24, Sydney, Australia

2. Ayani N, Sakuma M, Narumoto J, Morimoto T. Adverse Drug Events and Medication Errors in nursing homes in Japan: THE JADE STUDY: An interim report. International Society for Quality in Health Care (ISQua) 35th International Conference. 2018 Sep 23th-26th; Kuala Lumpur, Malaysia

3. 南澤淳美. 痛みから言葉で表現することへ. 精神分析的精神医学 第10号 55-66頁 2018.

4. 南澤淳美. 性倒錯男性との精神療法過程. 精神分析研究64号 510-514頁     2018.

5. 南澤 淳美. 身体化で防衛していた不安に気づくまで. 日本精神分析的精神医学会第16回大会. 2018, 3, 30 - 4,1, 大阪

6. 南澤 淳美. 治療者を菩薩にすることで羨望を防衛した女性との精神療法過程. 日本精神分析学会第63回大会. 2017, 11, 3-5, 名古屋

7. Oya N. The attractive program; the Course for Academic Development of Psychiatrists. WPA XVII World Congress of Psychiatry. 2017, Oct. 12th; Berlin, Germany.

8. Ayani N, Sakuma M, Narumoto J, Morimoto T. The Relationship between antipsychotic polypharmacy and adverse drug events: The JADE Study. International Society for Quality in Health Care (ISQua) 34th International Conference. 2017 Oct 1th-4th; London, UK.

9. 南澤 淳美,宮崎貴久子,綾仁信貴,成本迅. 精神科医が医師患者関係を認識し、診療に活かすプロセス −M-GTAを用いた質的研究の紹介−. 第113回日本精神神経学会学術総会. 2017, 6, 22-24, 名古屋

10. 南澤 淳美. 痛みから言葉で表現することへ−疼痛性障害の症例から. 日本精神分析的精神医学会第15回大会.2017, 4, 21-23, 東京

11. Minamisawa A, Narumoto J, Yokota I, Fukui K. Evaluation of factors associated with psychiatric patient dropout at a university outpatient clinic in Japan. Patient Preference and Adherence. 2016;10;1903-1911. doi: 10.2147/PPA.S111178

12. Ayani N, Sakuma M, Morimoto T, Kikuchi T, Watanabe K, Narumoto J, Fukui K. The epidemiology of adverse drug events and medication errors among psychiatric inpatients in Japan: the JADE study. BMC Psychiatry. 2016;16:303. doi: 10.1186/s12888-016-1009-0.

13. 南澤 淳美. 指導者に求められる経験. 日本精神分析学会第62回大会 2016, 11, 5, 広島

14. 南澤 淳美. 生きる意味を模索する男性との精神療法過程. 日本精神分析学会第62回大会. 2016, 11, 4, 広島

15. 綾仁 信貴,作間 未織,森本 剛,菊地 俊暁,渡邊 衡一郎,成本 迅,福居 顯二. 精神科入院患者における薬剤性有害事象および薬剤関連エラーの臨床疫学研究. 第112回日本精神神経学会学術総会. 2016, 6, 4-6,千葉

16. Ayani N, Sakuma M, Narumoto J, Morimoto T. The Epidemiology of Adverse Drug Events and Medication Errors in Psychiatric Inpatients in Japan: The JADE Study. International Society for Quality in Health Care (ISQua) 32nd International Conference. 2015 Oct 4th-7th; Doha, Qatar.

17. Nakamura M, Hayakawa T, Okamura A, Kohigashi M, Fukui K, Narumoto J. Defensive function of persecutory delusion and discrepancy between explicit and implicit self-esteem in schizophrenia: study using the Brief Implicit Association Test. Neuropsychiatr Dis Treat. 2014;11:33-40.

18. Tominaga T, Choi H, Nagoshi Y, Wada Y, Fukui K. Relationship between alexithymia and coping strategies in patients with somatoform disorder. Neuropsychiatr Dis Treat. 2014;10:55-62.

19. 南澤 淳美,成本 迅,福居 顕二. 治療から脱落した精神科患者についての後ろ向き研究. 第110回日本精神神経学会学術総会. 2014, 6, 28, 神奈川.

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〒602-8566 京都市上京区河原町通広小路上る梶井町465番地 文責:医学研究科 精神機能病態学 更新日:2019年04月17日